電磁気学
重要な電磁気学
電磁気学は後で学ぶ量子力学、物性物理学でもその知識が重要になってきますので、力学と同様しっかりと勉強しておきたい分野です。
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物理入門コース3 電磁気学T 長岡洋介 著 岩波書店
電磁気学の入門に最適な参考書であり解説も丁寧でわかりやすいです。それほど難しい計算が出てこないので、高校で学んだ電磁気学を活かしてすんなりと入っていけるでしょう。大学1年生〜2年生で学ぶ電磁気学ならこの本があれば十分でしょうが、大学3年生〜4年生となると高度な内容の電磁気学を学ぶ機会が出てくるので、そのときはさらに専門性が高い参考書を手に入れると良いです。
物理入門コース4 電磁気学U 長岡洋介 著 岩波書店
上記の「物理入門コース3 電磁気学T」の続きとなる本です。この本でも重要な内容が丁寧に解説されており、例えば真空中と物質中の電磁気学は基本法則が変わらないものの、物質中での考え方は非常に重要で後に学ぶ物性物理学のためにも必ず理解しておきたい内容ですが、この本ではわかりやすく説明されているためその考え方を学ぶのに役立つでしょう。
詳解 電磁気学演習 後藤憲一 山崎修一 共編 共立出版
電磁気学は大学で学ぶ重要な分野ですので、講義ではレポート課題を頻繁に出されたりテストも実施されるでしょう。レポート課題では自分ですぐに解き方がひらめくものから、なかなか解き方が思いつかないものもあると思います。そのようなときに役に立つのがこの参考書です。この本には非常に多くの問題が載っており解答例も丁寧です。よってわからないレポート問題を解くのに役立つ問題例が載っている可能性が非常に高く参考になります。また問題数が多いので全ての問題を解くのには骨が折れますが、重要そうな問題を選んで解くのに使えば良い演習問題集としても使えます。
ジャクソン 電磁気学(上) 原書第3版 J.D.ジャクソン 著 西田稔 訳 吉岡書店
まだ半分も読んでませんが、高度な電磁気学の知識が必要になったときいつもこの本が役立ちます。非常に専門性が高い電磁気学の本なので大学院に進学してからも役立つでしょう。

2008/09/08 更新