プログラミング
プログラミングの学習は忍耐
大学の物理学科ではプログラミングを主体とした講義はやらないところが多いと思います。計算物理学の講義の序盤にプログラミングを学び、それからその学んだプログラミング技術を活かして物理現象を解いていくと思います。よってプログラミングを学ぶ十分な時間が講義では足りず自習が欠かせません。

プログラミングは見慣れない言葉の連続で1つ1つのコードが何を意味しているのか覚えるだけでも大変ですが、実際にプログラムを書き実行するまでもかなり苦戦すると思います。プログラムは1文字でも間違っていたら正常に動きません。その間違いはパソコンのエラーメッセージから判断が可能ですが、そのエラーメッセージからどこに間違いがあるのか見つけるのに慣れるまでも一苦労です。まずはプログラミングをしっかり学んでおくと、計算物理学を効率よく学べます。そのためには自分に合ったプログラミングの参考書を見つけておきたいです。
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独習C ハーバート・シルト 著 SHOEISHA
C言語について書かれた分厚い本ですがその分C言語について詳しく解説されており、例としてプログラムソースコードが多く載っています。プログラミングを学ぶときはきれいにわかりやすく書かれたプログラムソースコードを参考にする事が大変重要ですので、この参考書に載っているプログラムソースコードを参考にすれば徐々に自分のプログラミングの力が上昇していくでしょう。分厚い本ですので1ページずつ読んで学ぶと時間がかかります。時間に余裕が無いときは大事なところを抑えてとばしていくか、もう少しコンパクトにまとめられた参考書を手に入れると良いです。

2008/09/08 更新